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■■技師の部屋■■


■あなたの施設のMRIは快調ですか。

★もし画像の劣化が疑われたら次のことをお確かめください。

1、各コイルのマッチングはずれていないか。
2、コイルのケーブルの劣化はないか。
3、ケーブルをリング状に結わえていないか。
4、最後にシールドルームのシールドの劣化はないか。

 1,2,3は特定のコイルで画質が劣化しますのでわかります。4は総ての撮影に影響があります。特に入り口のドアのヒンジは、腕力のある看護婦がストレッチャーでぶつけてすぐゆがみますので、定期的に良く観察してください。疑わしいときはシールドルームが規定のデシベル(dB)を保証しているか、検査してください。なお、導入時のファントム撮影の画像は常に残し、定期的にファントムを撮影し、S/N比の比較をしてください。

■上手なMRIの撮影法

★当たり前のことですが、もう一度確認しましょう。

1、患者さんによく検査の概略を説明する。
2、トイレを済ませる。
3、安楽な姿勢を取らせる。
4、短時間の撮影を心がける。
5、追加撮影時は激励の声をかける。
6、安静が取りにくい患者さんは、NEX(加算回数)を減じて短期間撮影をする。
7、撮影時コイル内(近傍)に必要ない体部位(腕など)をおかない(Qが低下)。

★くれぐれも事務的・高圧的な対応の無いように。放射線科医師と技師の接遇態度に問題ありますぞ!

■医師の指示書の(変な)略語集:必ずしも規約にそっていませんが・・・。

Af:Arterial fibrillation、心房細動
AS,As:Aortic stenosis、大動脈弁狭窄(小文字軽度、大文字重度)
Buttock pain:hip pain、臀部痛
BSI:Brain stem infarction、脳幹梗塞
CI:cerebral infarction、脳梗塞
CRF:chronic renal failure、慢性腎不全
CHF:chronic heart failure、慢性心不全
CHD:coronary heart disease、冠動脈疾患
COPD:chronic obstructive pulmonary disease、慢性閉塞性呼吸器疾患
CAS:Cerebral arterio sclerosis、脳動脈硬化症
COS:Carcinoma of stomach、胃癌
EK:Esophagus Krebs、食道癌
LBP:Lower back pain、下背部痛
LK:Lunge Krebs、Lung cancer、肺癌
Hx:hemorrhage、出血
Ischiatic pain:座骨神経痛
LC:Liver cirrhosis、肝硬変
LCC:Liver cell carcinoma、肝細胞癌
IHD:ischemic heart disease、虚血性心疾患
MS:Mitral stenosis、僧帽弁狭窄
MR:Mitral regurgitation、僧帽弁逆流
MR:Mental retardation、神経精神発育不全(神経系)
MSr:Mitral stenosis & regurgitation、僧帽弁狭窄兼逆流
RK:Rectum Krebs、Rectal cancer、直腸癌
SAH:Subarachnoid hemorrhage、クモ膜下出血

■MRI室便りを発行しましょう

★MRI導入時は病院で研修会などが行われたと思います。しかしその後はいかがでしょうか。最新の活動を広報してください。MRI室の撮影状況(かせぎ) 、あるいは興味ある症例の解説など、放射線医師ないし同等の医師と協力して発行すべきです。


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