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顕著な普遍的価値(Outstanding Universal
Value)をもつ自然環境や文化財が,ユネスコの世界遺産に登録されるということは,日本各地での身近な自然環境や文化財を見直す動機づけになると共に,世界遺産保有地域においては,世界の目から常に監視されることになり,登録遺産の保護・保全の為に,より一層の努力が求められることと,その責任を負っていくという自負にもつながります。
世界遺産は,世界遺産地としてのネーム・バリューを国内外にアピールしていく絶好の機会となることも確かです。また,世界各地のお手本や教訓を学んでいくこと等を通じて,自分達の周辺環境をグローバルな視点から見つめ直し,21世紀の国土づくりや地域づくりにも反映していくことができれば,社会的にも大変意義のあることです。
日本には,世界に誇れる自然環境や文化財が各地に数多くあり,今後も,より多くの物件がユネスコ世界遺産に登録されていくことが期待されていますし,各地で世界遺産化に向けて名乗りをあげています。
ユネスコ世界遺産に登録される為の基本要件を充足させ,世界遺産化への環境整備を図っていくことが重要です。それが,ひいては,内外に誇れる国土づくりにも繋がり,文化の薫り高い心豊かな国民性と地域風土を形成し,文化大国としても,国際的に尊重されていく国家になっていくと思うのです。
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